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北極域研究センターにおける1カ月間の研究滞在
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執筆者:メダ・バルドワジ(ジャワハルラール・ネルー大学 後期博士課程大学院生4年)

期待に膨らむ学術交流が始まりました
北海道大学北極域研究センターの一員として、大西富士夫先生の指導のもとで研究滞在を開始するため、に北海道札幌市に到着しました。最初の2日間はオリエンテーションに充てられ、インドの北極政策および外交政策に関する研究資料の確認や、街の探索を行いました。に大西先生との初めての正式な打ち合わせを行い、予定している研究の範囲と構成について協議しました。この話し合いを皮切りに、論文にとって最も関連性が高く、時宜にかなった研究テーマを特定するために、数日にわたる綿密な検討を行いました。までに、私はこれらの議論を体系的な提案書にまとめ、研究の枠組みを詳述したパワーポイントを大西先生に説明しました。、論文の初稿を完成させました。その後の数日間は、論旨の実証的根拠と現代的意義を強化することを目的として、特に政策立案者による発言や引用をどのように取り入れるかについて、大西先生と広範かつ知的に厳密な意見交換を行いました。
この間、大西先生には何度か夕食に招待していただき、こちらでも貴重な議論の場を設けていただきました。会話の内容は論文の直接的な範囲にとどまらず、インド、中国、日本に関連する北極政策に関するより広範な議論へと広がり、北極における地域の戦略的利益について、より豊かな地域間比較の視点を与えてくれました。また、北極域研究センターの他の著名な学者たちと交流できたことも幸運でした。特に、大学院生のダニエル氏や劉氏との中国の北極政策に関する議論は、同地域における北京の戦略的姿勢について貴重な洞察を与えてくれました。

1カ月にわたる研究滞在の成果発表の様子
には、北海道大学のスラブ・ユーラシア研究センターにおいて、インドの外交政策――周辺地域志向のアプローチから積極的な関与への軌跡――をテーマに研究発表を行う機会を得ました。発表は好意的に受け止めていただき、その後の議論も非常に有意義なものとなりました。この頃、インドの北極政策に対するフィンランドの視点についても有益な情報を得ることができ、インドの北極への関与が他の北極利害関係者からどのように受け止められているかについて、私の理解にさらなる比較的視点が加わりました。
大西先生との2~3回の修正と議論を経て、6月30日、モディ政権下におけるインドの北極政策に関する共著論文の初稿が完成しました。この初稿は、今後数カ月以内に北極関連の学術誌へ投稿する予定です。
振り返ってみると、今回の滞在は、知的な厳密さが求められただけでなく、夕食を囲んだ戦略的対話から、中国やフィンランドの北極政策の研究者たちとの交流を通じて得られた洞察に至るまで、幅広い視点に触れることができたという点で、非常に貴重なものとなりました。これは、北極の地政学という内容面において、また、厳密かつ政策に即した研究を行うという規律の面において、私にとって研究者の土台を築く経験となりました。