地球観測衛星

地球観測衛星

島田利玄氏の顔写真 実施責任者:島田 利玄(宇宙航空研究開発機構)

衛星地球観測は、寒冷な北極域環境を広域かつ継続的に監視することが可能であるため、北極域研究において重要な役割を果たしています。

研究基盤:地球観測衛星では、海洋、陸域、生態系、積雪などの観測データの充実化に向け、水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W)、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)、先進レーダ衛星「だいち4号」(ALOS-4)、気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)、雲エアロゾル放射ミッション「はくりゅう」(EarthCARE)、温室効果ガス・水循環観測技術衛星(GOSAT-GW)などの地球観測衛星による観測データやそれらを活用・融合したモデルプロダクト(NEXRA、Today’s Earthなど)を研究者が使いやすい形式で作成・提供するとともに、各課題が実施する現場観測などによって得られたデータを活用し、JAXAにおけるプロダクト開発・改良へフィードバックすることで、北極域における衛星抽出物理量の高度化や新規プロダクトの開発などを目指します。

さらに、これらの衛星・モデルによるデータセットから得られる北極域における気候変動情報を抽出・解析し、その結果を各課題に提供することで、各重点課題や戦略目標の達成に貢献します。

JAXAの地球観測衛星

海外連携機関

アメリカ航空宇宙局/欧州宇宙機関/アメリカ海洋大気庁/米国立雪氷データセンター