北極域データシステム(ADS)
北極域データシステム

北極域データシステムは、ArCS IIIプロジェクトで取得された研究データを保管・管理・公開を行うADS(Arctic and Antarctic Data archive System)と北極域の海氷予報を中心とした情報創出を主目的とする北極海氷情報室から構成されます。
ADSでは、北極域研究の「オープンサイエンス」基盤の開発を行い、北極域研究の「ビッグデータ」の国内および国際的な相互流通を推進し、北極海氷情報室では、北極海の短期、中期予報モデルの開発を実施するとともに海氷情報の発信を行います。
本プロジェクトでは、現在実施しているメタデータの流通を強化することで、国際的な流通を促進します。具体的には、主たる北極研究グループであるADC(北極域データセンター:Arctic Data Center)やSAON(持続可能な北極観測ネットワーク:Sustaining Arctic Observing Networks)、SIOS(スバールバル統合北極地球観測システム:Svalbard Integrated Arctic Earth Observing System)のデータ基盤との連携を実施します。
本基盤では、集積・創出した「北極域情報」の可視化・解析Webプラットフォームを開発し、「北極域情報」へ新たなる価値を生み出すことを目的とします。また、新たな価値を生み出したデータを用いて情報サービスを構築します。
連携国際プロジェクト
GEO(地球観測に関する政府間グループ)/SAON(持続可能な北極観測ネットワーク)/SIOS(スバールバル統合北極地球観測システム)