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巡回企画展「変わりゆく永久凍土の世界」
ArCS III(北極域研究強化プロジェクト)の陸域人間圏課題と東京都立大学の共催により、巡回企画展「変わりゆく永久凍土の世界」が東京都立大学南大沢キャンパスの牧野標本館別館TMUギャラリーにて~に開催されました。本企画展に合わせ、専門的な教育講座および一般向けの解説イベントを実施しました。
には、東京都立大学の博士後期課程に在籍する大学院生を対象とした「多視座涵養講座」の一環として、特別講義を行いました(写真1)。「永久凍土の融ける世界:北極環境変化をめぐる超学際研究」と題したこの講座には約20名が参加し、環境学や地理学、社会学といった多様な視点から、北極域で進む急激な環境変化の現状とその社会的影響について、超学際的な研究アプローチを用いた深い議論が交わされました。
また、には、広く一般の方々を対象とした展示解説ツアーを実施しました(写真2)。ツアーでは、研究者が展示パネルや資料を直接解説し、北極現地の生々しい様子や、地球温暖化に伴う永久凍土融解の深刻な実態について詳しく紹介しました。参加者は、遠く離れた北極の環境変化が、私たちの生活や地球全体の未来にどのように繋がっているのかを熱心に聞き入っていました。
今回の取り組みは、次世代の研究者育成から一般社会への普及啓発まで、北極域研究の重要性を広く伝える貴重な機会となりました。


主な感想
- 永久凍土について何となくしか知らなかったので、今回たくさんの写真を見たことを通して、永久凍土の理解が深まった。また、永久凍土の地下の様子や融解のプロセスを、たくさんの図によって理解することができ、おもしろいと感じた。さらに、そこに住む人々の生活にもふれることができて、驚いたことがたくさんあった。
- きれいな写真と説明パネルが順序よく並べてあり、理解を深めることができました。観測の様子や住居が映る写真は、大地の広大さや、自然の力強さを現わしていて感動しました。最後に住民の人々の生活の様子が展示してあったことで、環境の変化、対策を研究することの重要性を改めて実感しました。さらに深く学んでみたいと思いました。ありがとうございました。
- 地球温暖化の影響の大きさを深刻に思う。永久凍土のサンプルを見たい。
- 永久凍土が溶け出すことによる環境変化の問題について、より多くの人に知ってもらいたいと思う。
- 永久凍土が何かということから知ることができました。地球上のどこの地域なのかが分かるようなマップがところどころにあるとよいと思いました。実物を見に行きたいです。
来場者のアンケート結果(抜粋)



