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研究機関訪問・獨協大学経済学部よる国立極地研究所訪問

公開日

研究機関訪問・獨協大学経済学部よる国立極地研究所訪問

に、獨協大学経済学部の学生が、学外研修の一環として国立極地研究所を訪問しました。温室効果ガス課題の後藤 大輔氏(国立極地研究所)が講師として対応しました。

前半は南極・北極科学館を見学し、極地の環境や観測活動についての学びを深めました。後半の後藤氏による講義では、ノルウェーのスバールバル諸島にある国際観測拠点のニーオルスン基地、そこで行われる温室効果ガスの観測や極地研での分析の様子が紹介され、高精度の観測を継続することの重要性を学びました。質疑応答ではニーオルスン基地での生活にも話が及び、活発な交流が行われました。

学校・団体名 獨協大学経済学部
対象 大学2~4年生、教員
実施日
講師 後藤 大輔(国立極地研究所)
活動内容
  • 国立極地研究所 南極・北極科学館の見学(60分)
  • 後藤氏による講演(60分)
参加人数 37名
参加者からの声
  • 極地研を訪問して、南極の昭和基地と北極のニーオルスンがほぼ同じ緯度にもかかわらず、見える景色や気候がまったく異なることに驚きました。特に、北極のニーオルスンでは3月の平均気温が-11.4°Cと意外に“暖かい”ことが印象的でした。なぜこのような違いが生まれるのか、気候や海流、地形との関係をもっと深く調べてみたいです。
  • 南極での調査について大学で学んだ記憶がありましたが、北極での調査については学んだ記憶がなかったため新しい学びが多かったです。北極での生活の様子も興味深かったです。
  • 海洋が二酸化炭素を溶かしているということ、二酸化炭素の種類ごとに記録していることは初耳だったため、勉強になりました。
  • 「先人たちの工夫」と「将来のための今が大切である」ということが心に残りました。
  • 後藤さんの講義を通じて、「地球の今を知ること」が未来を考える第一歩だということを学びました。大気の観測やCO2の収支解明の話はとてもわかりやすく、普段の生活では気づけないような視点に気づかせていただきました。
  • 研究のことだけでなく、現地に行かれるまでのご苦労や食事事情など、普段はなかなか知ることのできない裏側のお話まで伺うことができ、大変興味深く、楽しく拝聴いたしました。
  • 北極などについての知識があまりなかったのですが、とてもわかりやすく楽しい時間でした。実際に経験をしていることもあり、最後のメッセージがとても心に残りました。自分自身もこのような知識を今日で終わらせるのではなく、伝えて1人でも多くの人が関心を持ってもらえるようにしたいと思いました。まずは今サッカーのコーチをしているのですが、子供達に伝えてみたいと思います!

関連リンク

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