活動報告

海水風呂

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海水風呂

執筆者:野中 俊志(東京大学 農学部獣医学専修6年)


このおしょろ丸航海実習は私にとって初めての長期にわたる航海実習です。今回は実際に船の中で生活していく中で、驚いたことの一つを紹介します。

レグ2が開始して数日後、お風呂が淡水から海水になりました。初めて海水風呂の存在を知ったときはとてもびっくりしました。天然の海水温泉は聞いたことがありましたが、まさか船の中で入ることができるとは思っていませんでした。その場で海水をくみ上げて、お風呂にしているそうです。北極の海水を使った、なんて贅沢なお風呂でしょうか。

湯加減はどうでしょうか。お風呂の温度は電気ヒーターを用いて42℃ほどに調整されています。実際に入ってみると、ほんのり磯の香りがします。また、塩によって少し肌がピリピリしますが、とても気持ち良かったです。真水のお風呂に比べていつもよりぽかぽかになれた気がしました。最後はシャワーを浴びてきちんと塩を落としてから上がります。

実はお風呂が海水なのには理由があります。船の上にいると、水が無限にあるように思えますが、実際は出発前に船に積み込んだ真水と、造水器で生成される真水だけです。そのため、船での生活では水が貴重であり、特に長期にわたる今回のような実習では節水が必要です。この航海で、普段の陸上生活でどれほどたくさんの水を使っているかについて、知ることができるとても貴重な機会になりました。

船での生活は陸上の生活とはいろいろなことが違って、驚きの毎日です。この先の航海も全力で楽しみながら、たくさん経験を積んで、充実した毎日を過ごしたいです。


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