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The Work Behind the Observations (in Japanese)

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The Work Behind the Observations (in Japanese)

執筆者:久世 明日海(東海大学 海洋学部4年)


こんにちは!公開実習生として乗船しました、東海大学海洋学部4年の久世 明日海です。

乗船者の皆さんは、それぞれこの航海で得た学びを胸に日々を過ごしているところだと思います。私は、この航海でお手伝いさせていただいた船舶気象報を通して「もっと雲を見分けられるようになりたい」と感じ、気象の勉強を始めたところです。

「おしょろ丸」では、これまでに公開したブログやライブ配信でもご紹介したように、CTD観測トロール調査をはじめ、さまざまな観測・調査を行いました。しかし、こうした観測・調査は研究者や学生だけでは成り立ちません。24時間体制で船を運航し、安全に観測を行えるよう支えてくださる乗組員の皆さんがいてこそ、初めて実現できるものです。

では、「おしょろ丸」にはどんな乗組員の方が乗船しているか、ご存じですか?

北極航海には、「おしょろ丸」の最高責任者である船長をはじめ、操船や荷物の積み下ろしなどを行う「甲板部」、エンジンやボイラーなどの運転や整備、燃料の補給などを行う「機関部」、出入港の手続き、船内での調理(司厨部しちゅうぶのシチュー」の記事でおなじみですね)を行う「事務部」、観測機器の管理などを行う「海洋調査部」の計4つの部署、総勢26名が乗船していました。

今回は、その中でも船の運航を担う航海士について紹介します。
船では、「ワッチ」と呼ばれる勤務体制で仕事をしています。これは、当直や見張りを意味する英語の「watch」がなまった船乗り言葉です。「おしょろ丸」は4時間ワッチです。

  • 「ゼロヨン」(0~4時、12~16時)
  • 「ヨンパー」(4~8時、16~20時)
  • 「パーゼロ」(8~12時、20~24時)

が勤務時間となっています。

ワッチ中は、針路やレーダーの監視、天候や潮流の把握、操船などを行うほか、船内を巡回し、水漏れや機械の異音などがないか細かく確認します。私たちが安心して観測に取り組めるのは、このような24時間途切れることのないプロの仕事のおかげです。

次席二等航海士の髙山さんに船の魅力について伺うと、「普段の生活では体験できないことを経験できることや、船の上でしか見ることのできない景色に出会えること」と教えてくださいました。私自身も普段、自分の大学の船で観測する海域とは異なる、北極域ならではの壮大な光景や貴重な体験に触れ、その言葉の意味を強く実感しました。

ブログをご覧の皆さんへのメッセージとして、一等航海士の星さんは「日本は海洋国家であることを生かし、ぜひ海へ行き、海を身近に感じて楽しんでほしい」と語ってくださいました。私は今回の航海を通して、海を「研究の対象」としてだけでなく、「多くの人々の暮らしや仕事を支える存在」として、これまで以上に身近に感じるようになりました。

今回の乗船を通して、「おしょろ丸」の乗組員の皆さんは、誰もが「おしょろ丸」に誇りと愛を持って働いていることを強く感じました。また、この場をお借りして、ブリッジで質問に丁寧に答えてくださった乗組員の皆さん、ありがとうございました。お話を伺ったことで、船を見る視点が大きく変わり、これからの乗船がさらに楽しみになりました。

「おしょろ丸」が近づいてきてくれたのか。それとも私が「おしょろ丸」に近づいたのか—
何はともあれ、この航海で得たご縁・学びを大切にしたいです。

P.S.また、「おしょろ丸」乗りたいな…


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