活動報告

第3回アジア永久凍土会議(ACOP2026)への参加報告

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第3回アジア永久凍土会議(ACOP2026)への参加報告

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執筆者:阿部 隆博(名古屋大学)、斉藤 和之(海洋研究開発機構)、石川 守(北海道大学)、飯島 慈裕(東京都立大学)


国際永久凍土学会(IPA)が主催するRegional Conferenceとして、第3回アジア永久凍土会議(ACOP2026)がモンゴル・ウランバートルで開催されました。会場はウランバートル中心部・スフバートル広場の隣にあるGalleria Ulaanbaatarで行われ、世界中から24か国・約350人強の永久凍土研究者が集まりました(写真1)。

日本からはArCS III 陸域人間圏課題のメンバーを中心に、10名以上が参加しました。会議は主催者であるモンゴル科学アカデミー地理地生態学研究所の所長 Dashtseren Avirmed氏やIPA代表のIsabelle Gärtner-Roer氏らの挨拶からはじまり、Keynote Speakerとして3日間で計7名による基調講演がありました。日本からは北海道大学の石川守氏より、過去25年にわたるモンゴルとの共同研究について発表がありました(写真2)。

学術発表は6月29日から7月1日の3日間にわたって、約240件の口頭・ポスター発表があり、陸域人間圏課題によるモンゴル・シベリア・アラスカでの研究成果について複数の発表もありました。セッションには、ArCS IIIの参画メンバーが提案し座長を務めた「Long-term Cold-Environment Permafrost Changes」も含まれました。

4日目(7月2日)にはウランバートル郊外への巡検として、永久凍土地形の1つであるピンゴ(写真3)とチンギスハーン銅像・展望台(写真4)への見学がありました。夕方にはConference Dinnerが開かれ、4年おきにIPAの主催で開催される国際永久凍土会議(ICOP)が、次回は2028年にイタリア・フィレンツェで開催されることが、インスブリア大学のMauro Guglielmin氏より紹介されました。会期を通じて、ロシアを含むヨーロッパ、アジア、北米の永久凍土研究者が久しぶりの再会を喜び合うとともに、研究成果の発表と次の国際共同研究へ向けた数多くの活発な議論が展開されました。


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