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Encounters & Gratitude (in Japanese)
執筆者:吉松 幸生(北海道大学 大学院水産科学院 修士1年)
「北極航海」。私はこの航海に参加することができると聞き、修士課程への進学を決意しました。船で海鳥を観察することが好きな私にとって、北極海を船で航海し、その道中で思う存分海鳥観察ができる機会は、これ以上なく魅力的でした。
そんな私も、気づけば「おしょろ丸」への乗船は、学部時代の実習を含めて今回で8回目です。振り返ってみると、さまざまな思い出があります。初めての乗船実習では、鯨好きの同期の多さに圧倒されました。そのとき「鯨類研究会」というサークルの存在を知り、当時のサークル長だった向井君には、洋上での鯨類の見分け方をたくさん教えてもらいました。現在、彼は他大学の大学院に進学しているため、なかなか会う機会はありませんが、この航海で久しぶりに再会することができました。
「旧縁」があれば「新縁」もあります。この航海では、多くの新しい友人にも恵まれました。一人ひとり紹介したいほどです。研究室に配属されると、自分の研究室以外の人と交流する機会は少なくなりがちです。その意味でも、「おしょろ丸」は新たな出会いをもたらしてくれる貴重な場だと感じています。
もちろん、未知の海鳥との出会いは、いつも私を興奮させてくれます。しかし、私が「おしょろ丸」をここまで好きになった一番の理由は、乗船のたびに生まれる「人」との出会いでした。そして、そのような出会いの機会を与えてくださる乗組員の皆さん、先生方をはじめ、共に航海したすべての乗船者の皆さんには、どれだけ感謝してもしきれません。
北極航海の最後には、寄せ書きを書く機会がありました。私は「出会い 感謝」と記しました。それこそが、この航海で私が得た、何より大きな宝物だったように思います。