ArCS III 養成助教

近い将来に国際的な場で活躍する研究者の養成を目的として、若手の研究者を国立極地研究所等の研究機関で特任助教として採用しました。経験豊かなメンターのもとで、国際会議への参加や海外の研究機関との積極的な関わりを通じて、研究者としての力を伸ばしていきます。将来的に北極研究における日本のプレゼンスを示し、世界をリードできるよう経験と能力を養います。

養成助教紹介

  • 専門分野:海棲哺乳類の生態学
    活動フィールド:グリーンランド
    幼い頃の夢は獣医でした大学で出会ったスキューバダイビングをきっかけに海の世界に魅了されいつの間にか海棲哺乳類の研究の道を歩んでいました海と動物が好きというシンプルな気持ちが私の研究の原点です現在はイッカクやザトウクジラホッキョククジラなどの生態を研究しています

  • 専門分野:雪氷生物学
    活動フィールド:アラスカ、スバールバル、グリーンランド
    大学の研究室で雪氷上の微生物に出会い、以来、北極の氷河を舞台に研究を続けています。目に見えないほど小さな微生物が、広大な氷河の環境をも動かす力を持つことに面白さを感じています。ArCS IIIでは北極の新たな一面を解明したいです!

  • 専門分野:森林生態学
    活動フィールド:北米大陸の北方林
    樹木による炭素蓄積量の年変動要因の解明に取り組んでいます。モンゴルの永久凍土上のカラマツ林で、景観の多くを科学で説明できると知ったことが契機で今に至ります。環境破壊の影響を最も受けるのは、住む場所や仕事をすぐには変えられない人たちです。様々な人と協同し、複雑な社会課題の改善に貢献したいです。

  • 専門分野:氷河学第四紀学
    活動フィールド:グリーンランドスバールバルほか
    南米パタゴニアと南極の氷河・氷河湖の研究をしてきましたがスバールバル諸島で行った熱水掘削による氷河調査に参加したのがきっかけで北極の研究を始めました今は北極の海水準の変動を調べています現在起きていることを見つけるために北極に通います

  • 専門分野:大気環境科学
    活動フィールド:北極海グリーンランド南部南大洋
    これまで北極の地上・航空機観測南極の航海観測と極域観測の経験を積んできました現在はエアロゾルなどの微粒子の観測を通じて北極環境の理解に努めています微粒子分析などの自身の専門性をさらに磨き国際舞台で存在感を発揮できるよう精進します

活動実績

北極域の氷河前縁は“ご馳走スポット”—アザラシの胃内容物が示す初の直接証拠—

小中学生向け科学雑誌『子供の科学』で「ひとときの北極通信」を連載中です

ArCS III特任助教の吉田 淳さんが青田賞を受賞しました

ArCS III特任助教が極地研のウェブマガジン「極」に寄稿しました

イッカクが水中録音機器に接触することを発見~係留系の安全性に疑問を提起~

トロムソ(ノルウェー)でのサマースクール2025

アラスカ大学フェアバンクス校国際北極圏研究センター(IARC)訪問

グリーンランドでの調査開始!

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